凄く良いのに使い道が無かった水槽
かなり前のコトブキ工芸さんの六角水槽、水槽台もかっこよく大変気に入って手に入れたのですが、これといった使い道が無く自宅で眠ってました。
当時はこの水槽に見合う照明がなかった。
水草水槽として使う場合幅が約360mm高さが530mmこの幅でこの水深をカバーできる照明がなかった。
当時だとデザイン的には水銀灯(昔は水草には水銀灯を使ってました)なんですが、水深はともかく360巾の水槽に水銀灯はちょっと大掛かりだし10Wの蛍光灯では無理がある。
今は強力なLEDがあるので照明は問題なし
現在はデザイン的にも優れたLEDがあるので照明は問題なくなりました。
そこで店に設置スペースを作って展示することにしました。
流木を豪快に組んだアクアテラリウムを作りたい
本当は天井まで流木を組み上げて滝が落ちてくるようなレイアウトにしたかったのですが、
周りへの水の飛び散りなどを防ぐためのアクリル板など設備的にもコスト的にも無理があり
今回のような形に落ち着きました。
作り方
用意するもの
- 水槽 コトブキ 六角水槽(360 400)×530H
- テラリウム送水用ポンプ Rio600 マグネットホルダー
- 分水器 ティポイント
- マツダ 純正100%シリコンホース黒
- 照明 volx GrassyLeDiO RX201 Fresh
- 底砂 スドー メダカの焼き玉土 黒
- 流木
- 植物 ウィローモス、ホマロメナ、ミクロソリウム・ナローリーフ、アナカリス
流木の仮組み
全体的なイメージを掴むため流木を仮組みしてみました。
仮組みでうまく行っても一度崩すと同じように組めなかったりします。
いや、ほとんど組めない!
今回も仮組みが一番かっこよかったかも?
送水ポンプの組み立て
陸地部分へ水を送るためのポンプです。
今回はRio600を使用します。
吸盤を外してマグネットホルダーに付け替えます。吸盤の劣化がないので便利です。
分水器は今回ニッソーのティポイントがあったので使用しましたが、
リオプラス専用 テラリウム用接続パーツセットという商品があります。
制作開始
底砂を敷いて流木を組みます。
一応できたけど何か気に入らない。
結局3,4回組み直しましたのでこちらの画像は仮完成です。
送水ポンプの取り付け
水中部分に送水ポンプを取り付けます。あまり目立たない場所で後々のメンテもできる場所を探します。
再び流木を組む
また流木を組み直すのですが、できてからミクロソリウムを思った場所に植栽するのが非常に困難でまた崩しました。
ミクロソリウムをくくりつけてから再度流木を組んでいきます。
送水チューブを配管する。
送水チューブをビニタイで流木に固定していきます。あとからウィローモスで押さえるので上に吹き上がるように配置して大丈夫です。固定してからカットしてチューブの長さを調節していきます。
テスト送水
送水するとこんな感じです。左右流木の組み方が違いますが、何度かやり直してるのでご了承ください。
植物を植える
水流を抑え込むようにウィローモスをかぶせていきます。2枚めはウィローモス配置済みの写真ですが、組み直す前のレイアウトの写真ですので形状は違います。
その後流木のスキマにホマロメナを挟んで完成です。
翌日には真っ黒に
翌日見てみると予想以上のブラックウォーター…
ちょうどコーワさんにサンプルを頂いていたのでハイブリッドカーボンを使用しました。
翌日にはすっかり透明になっていました。
現在の状態です
最初は熱帯魚を泳がせる予定でしたが、意外と和の雰囲気が合うのではないかと思いアナカリスを植えて日本産淡水魚を泳がせることにしました。
背面のネットには今後クライマー系植物などを配置したいと思ってます。