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アクアテラ水槽クリスタルガーデンで苔のテラリウムを作る

おみせコラム
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アクアテラ用水槽(クリスタルガーデン)を使って苔テラリウムを作ってみた。


アクアシステムさんのクリスタルガーデンですが、店内の展示で何度かリニューアルしながらアクアテラリウムを作ってきましたが、今回は水を入れずに苔を使ってテラリウムを作ってみたいと思います。

水場と陸地、二つの世界をひとつの場所で。クリスタルガーデンでそんな夢がひとつ実現します。水、魚、緑、光の融合を存分にお楽しみください。

クリスタルガーデンは、アクアリウムとテラリウムを、同時に楽しむための、仕切り付き水槽です。

中央の仕切りガラスには、独自技術で白いスクリーンを圧着してあります。

オールガラスタイプの水槽です。前面ガラスにクリスタルエッジ加工を採用。アクアリウムの輝きを演出します。

株式会社アクアシステムホームページより

用意するもの

水槽 アクアシステム クリスタルガーデン400
GEX ガラス蓋受け W6
JUN クリアフタ受け
ピクタ 植えれる君
ピクタ 造形君
底面フィルター ニッソー バイオフィルターミニ
ハイドロボール
用土(富士砂、赤玉土)
苔各種
流木
溶岩石(赤)

作り方

背面の作り方

真ん中に仕切りがあり本来は前部分がアクアリウム後ろが陸地となりアクアテラリウムが作れるという水槽です。今回は前後とも陸地として使用します。

仕切り部分を造形君で壁状に表現するため植えれる君を並べます。
サイド部分まで使用します。

造形君を塗り付けていきます。

流木の配置

流木を配置します。

流木の配置が終わった状態。

低床の作り方


ADAの排水パーツを設置して、排水をよくするためのハイドロボールを敷きます。
排水パーツは必要かどうかは分かりませんが、邪魔にはならないので使っておきます。
多分抜かなければいけないほど水が溜まるような管理はしないので必要ないかもしれません。

その上から用土を敷きます。今回は富士砂と赤玉土を混合したものを使用しました。
苔を置いていきます。苔は下部の古い部分を切り取って上部の綺麗な部分のみ使用しました。
流木にも造形くんを塗りつけて苔を置いてみました。
店の他のレイアウトからとってきた苔なので量的には足りませんが、そのうち広がってくれるでしょう?

後部の制作

次は後ろ部分です。
こちらは排水パーツでは無理なので小型の底面フィルターを水抜き用に設置します。後ろ部分は深いためもし水をこぼしたり、湿度を上げるために一時的に水をためたりした場合の水抜きは必要かと思います。
底面フィルターのパイプ部分にストレーナーをかぶせます。
これは土が入らないようにする蓋の役目をします。
水抜きの時は外します。店にあった適当な径の物を使用しました。
通気性をよくするためと、かさ上げのためにハイドロボールを入れます。
かなり上の方まで入れました。
ハイドロボールの上に前部同様に用土を敷きます。

全体調整と仕上げ


溶岩石を配置して適当に苔を置いていきます。
これは本当に適当で量も全然足りないし殖えてきたら調整していけばよい程度の考えで置いてます。
一応完成としておきます。

ガラス蓋について

乾燥防止のため蓋をします。
本来前面の斜め部分は蓋ができないのですが、ガラス板をカットしてGEXさんのガラス蓋受けW6で引っ掛けると斜めにうまく止まりました。
上部の蓋はJUNさんのクリアフタ受けを使っています。

完成後1週間たちました


設置後1週間くらいです。まだまだカッコ悪いです。
水槽に隙間が多いので乾燥気味で流木につけた造形君がすぐに乾燥してしまいます。
まめに霧吹きができればいいのですが、ついつい忘れてしまうので、ラップを使って調整しようと思います。