過去画像の整理をしています
以前から撮りためている画像がかなりの数になってきたので主だったものを残して整理しています。
ついでに過去入荷個体のギャラリー的なものを作りながら今後の仕入れに役立てたいと思っています。
気になる金魚がいたら、「ブログに書いてあった○○入りますか?」などと、お問合せにもお役立てください。
今よりバラエティ豊かに仕入れてた
過去画像を見ていると色々と仕入れてたなぁと懐かしく感じます。
実際、今ではなかなか入荷できないような個体や、価格的に高くなってしまって手が出にくくなってるものもあります。特に現在コロナ禍でもあり輸入金魚の入荷は少なくなっています。
バリエーションが減っているのはコロナの影響も少なからずあります…
今後の品揃えの参考にもなるかと思い、主だったものをギャラリーにして残すことにしました。
最初の頃の写真はあまりにも酷いので何とか見ていただける程度のものから選んでおります。
まずは出目金から
なぜ出目金からというと、たまたま整理し始めたフォルダが出目金だったからで意味はございません。
まずはオーソドックスな個体から
出目金は弱いのか?
出目金は、丈夫で飼いやすい金魚だと思います。
「出目金は弱くてすぐに死んでしまう」と仰る人は結構いますが、僕も子供の頃はそう感じていました。僕の場合は、和金や朱文金などと一緒に飼っていたせいだと思います。
いまはお客様にも金魚の混泳は大きさと形を揃えて下さいとアドバイスしております。
これは喧嘩するわけじゃないとしても、泳ぐ速さが違い餌を取る量などに差が出たり、泳ぎの速い金魚が泳ぎ回り引っ掻き回されたりしてストレスがかかるということもあります。
特に出目金は、目の形状から水槽内の障害物で傷ついたり、見える世界も他の金魚とは違うので色々とハンデを持ってると思うんです。
その部分さえ気をつけてあげれば丈夫で長生きな金魚です。
肉瘤が出るタイプの出目金
五色竜 丹頂竜眼
五色竜は高頭出目パールのキャリコ柄の個体。この個体は体型のバランスもよく配色もきれいで印象に残ってます。丹頂竜眼は現在もわりとコンスタントに入荷する種類です。
出目花房
出目花房 茶金出目花房 出目花房 当歳魚
出目花房
この子は尾の開きも良くないし体型も良くなかった。というかオランダ型の出目金になるのかな?かなり長手でした。尾は開きが悪く閉じていましたが、かなり大きかったのときれいな紅白模様と真赤な花房、迫力ある泳ぎでマイナス点をカバーしてしまうような個体でした。
茶金赤花房
こんなにうまく房だけ赤くなるのが不思議です。僕が初めて見たのは茶金赤花房ですが、見事な配色にびっくりしました。最初の頃はすごく安定していて綺麗だったんですが、片方だけ茶色だったり左右の大きさが違った個体が混じります。
出目花房 当歳魚
この子達は更紗模様がきれいで体型も揃ってます。大きく育つときれいな個体になるでしょう。
パンダ出目金など
パンダ出目金 青出目金 茶出目金
パンダ出目金
これが結構曲者でこの色のまま大きくなるとはいえないんです。できるだけ黒勝ちの個体を選んだほうが将来パンダっぽくなるのでは?最初の写真のきれいな配色のパンダ出目金は赤白の更紗になっちゃいました。
たくさん泳いでいる当歳魚達きれいですよね。
一匹一匹だと好みもあるし気に入らない配色もあるかもしれませんが、集団で見た時にとてもきれいな個体群です。
青出目金・茶出目金
丸手の体型をした茶や青文色の綺麗な個体です。
茶金や青文魚はオランダ体型なのでそこから出てくる出目金だと長手になるはずなんてすが、この子達はまた違う系統なんでしょうか。
その他の出目金
ベールテール出目金 柳出目金 柳出目金
ベールテール出目金
すごく小さかったけどとても綺麗な個体でした。小さな個体でしたが見事な鰭で将来有望です。特に背びれが大きくて見応えありました。
柳出目金
コメット体型吹き流しフナ尾の出目金です。
最後の黒い個体は僕が自宅で育てていた成魚です。
まとめ
今回は淡々と、昔撮影した写真を見ながら思ったことをブログに書きました。
当店が、しっかりと品質が吟味された金魚が入荷するお店だということはあまり知られておらず残念です。
まあ…見た目は昔ながらの街のペットショップですしね
一歩中に入ればイメージ変わるかもしれません
どうしても自分が満足する品質の生体しかお店に置いていないので、ぱっと見生体数が少ないお店に見えるかもしれません…。
ですが、今お店に居る金魚というのは、ハッキリとおすすめポイントがある金魚たちで、良し悪しについてはハッキリお伝えいたします。これから金魚を始める方はもちろん、金魚マニアの方たちにも満足いただけるラインナップになっていると思います。
身近に金魚マニアの方がいたら、是非うちのブログを紹介してください!
金魚について語ってほしいことがありましたら、マシュマロなどでお気軽にリクエストを送ってください。