11:00-19:00営業・水曜定休
アクアリウムおみせコラム金魚

ライオンヘッドという金魚の今昔

アクアリウム
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
この記事は最終更新から1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。

最近のライオンヘッドの写真

上の写真は最近入荷のライオンヘッドです。

背びれが無く肉瘤があるという点では共通していますがらんちゅうとは別の品種です。

ライオンヘッドは、鰓蓋の部分まで覆うライオンのたてがみの様な嵩高い肉瘤が特徴です。上の写真の個体は入荷したてで、まだそこまで成長していないのでわかりにくいですね。

しかし、最近の個体は肉瘤の出方は特徴があるものの体型はらんちゅうに近くなっているように感じます。交雑が進んでいるのでしょうか。

上見だと体型が尾の方にかけてやや細めでらんちゅうとの違いはわかりますが、横見だと背の形や身体の膨らみがらんちゅうに近くなってきています。

2010年代のライオンヘッドの写真

僕はライオンヘッドの体型は水泡眼や頂点眼型の細長く背びれのない体型と認識していました。
実際昔のものは頭に対して細い体型でらんちゅうとくらべるとちょっとアンバランスでかっこ悪くもっと丸っこい体型なら良いなと思っていたと記憶しています。

これより古い画像が残ってなかったのですが、このあたりの個体を見ると僕の中ではまだライオンヘッドらしい体型です。この頃はらんちゅう体型に近づいてほしいと思ってましたので、だいぶ良くなってきたと喜んでいました。

ですが今となっては昔の細長いライオンヘッドが懐かしく思えてきました。