形状サイズの似た2種類のレオパ用ケージ。ヒュドラケースとレプテリアの比較
コトブキ工芸のヒュドラケース3120とレプテリアホワイト300CUBE Lowを同時期に同環境で使い比べてみました。
この2つのケージは形状が似ていて、価格帯も同等…どちらを選べばいいか迷われる方が多いんじゃないかと思います。
レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)の飼育を念頭においてレビューします。
まずはケースの外観から
まず第一印象はヒュドラのほうが高級感がある。それとヒュドラケースは白と黒の2色あります。
ヒュドラは縁無し水槽に上下枠を付けたような構造で、レプテリアの方は従来のプラ枠水槽のような構造です。
底面はレプテリアはプラスチック、ヒュドラはガラスです。
上部蓋メッシュはヒュドラはブラックのメッシュ、レプテリアは銀のメッシュです。 これは上から見た時に結構差があってブラックメッシュの方が中がくっきりみえます。
機能と使用感
蓋ですがレプテリアは取り外し式で簡単に外せます。ヒュドラケースは上開き式?になっていて90度まで立てると外す事ができます。
今はなれたのでそうでもありませんが、レプテリアの蓋は最初の頃ケージ内に落としてしまう事がありました。
レオパの上に落ちると危険なので注意が必要です。
しばらく使ってるとそんなミスはなくなるのですが・・・
最初これはあきらかにヒュドラの方が良いのではという印象を受けました。
レプテリアの優れた点といえば軽いということくらいかなと思っていたのですが、使っていくうちに色々とわかってきます。
うちのように引き出し式の場合や上部の空間が少ない場合はレプテリアのほうが使いやすいです。上の蓋が簡単に外れるので両手でメンテできます。
ヒュドラの場合ですと90度以上開けないと片手は蓋を支えてないといけないので片手しか作業ができません。
ケージを完全に引き出してしまえば蓋は固定されたりはずせるのですが、数が多い場合はレプテリアのほうが作業性が良いとおもいます。
ケージの移動の時もレプテリアは軽く扱いやすいです。ヒュドラは本体と下部の台座が外れるのでわかってはいるんですが移動の時うっかりすると台座を落としたりということもあります。
洗うときとかは圧倒的にレプテリアが扱いやすいです。ほんと軽いです。
どのような方におすすめか~ここまでのまとめ~
ヒュドラケースがおすすめの方
置き場所の上部が空いていて上からも見れるし蓋も思いっきり開けられる環境ならヒュドラが良いとおもいます。見た目も綺麗ですし。カラーも白と黒が選べます。うちは色を揃えるため白にしましたが、黒かっこいいですよ。
レプテリアがおすすめの方
蓋を取り外せるところと、軽さが魅力です。ラックに収めて大量に管理されている方は特に、蓋が外せると効率的にエサやりができますよ。
その他のオススメケージ
ビバリアのコレクションケースとスドーのレプティギア365
コレクションケースは残念ながら廃盤商品となりましたが類似品にコトブキ工芸のマルチケースがあります。ただマルチケースには後ほど紹介しますペーパーシートはありません。
※上のヒュドラケースどレプテリアの画像の三段目の4Pのものです。
(この2種類は、はっきり言ってメーカーさんから案内受けた時は特に興味なかったし魅力感じませんでした。・・・・が、)
それがいろいろなケージを試していくうちにこれ良いんじゃないの???と思うようになり使ってみるとこれがなかなか良かったのでご紹介します。
ビバリア コレクションケース
このケースは4個で1セットとなるので一匹だけ買ってる方には必要のないものです。
まず最初に当初は全然魅力を感じなかったペーパーシートです。 これが実に心地よい。これは実際にメーカーさんからサンプルいただいて使ったからわかった事です、
溝が切ってあってずれないし糞なども取りやすくメンテしやすいです。 ペットシーツみたいにももける?というのか引っ掻いたりして毛羽立つというのかがありません。なので誤食などもなく安心です。
爬虫類や、小動物の誤食について (リンク準備中)
餌入れも軽量なプラ製ですが固定できるのでひっくり返ったり動いたりしないのが良い
見た目は100均で売ってるような入れ物と思ってしまうのですが、やはり専門メーカーだけあってしっかり考えて作ってるなと感じられます。
蓋が無いので引き出すだけでメンテできて小さく見えますがわりと広くプラケースの大程度の底面積がある。
大量のベビーを管理するにはもってこいです。
残念ながらこちらの商品は現在廃盤となり手に入らないのですが
当店ではラック付きではなくケース単体(スモーク)に半透明の蓋を付けて1280円で販売しております。
ウェットシェルターとサンプルの飼料付きは1980円です。どちらも数量限定ですので売り切れはご了承ください。
レプティギア365(300)
こちらは他の商品と違って全面に扉がついてます。
全体は透明のプラ製で軽く上下分割できて掃除もしやすいです。 最初の印象としては通気性が悪いかな?と思いましたがそうでもないようです。
ただウェットシェルターやヒーターの位置によっては結露ができることはあります。
ちょっと心配なのはバックルやドアの部分の破損です。 最初発売の案内を受けたときに予備パーツの紹介もあったため、壊れやすいんだと思ってました。 ですが、今のところ常識内の取扱では大丈夫です。
使用感はどうでしょう?
これは僕の自宅の環境の話ですが、すごくいいです。 写真のように棚に入れて使ってるんですが、前扉を開けるだけでアクセス出来るので楽です。上開きだと引き出したりケージ上にスペースが必要ですが、このケージはピッタリつめてしまっても大丈夫です。 透明度もよくきれいです。 !
レプティギアの注意点
これは当たり前ですがプラ製だということを十分把握して取扱うという事。とくに扉やバックルなどの可動部。 あと、これは僕の不注意ですが扉のロック忘れ 透明なのでばっと見ただけではロックがかかってるかわかりにくいです。 実際二度ほど空いてました。 朝食をとってるとリビングをレオパが走っていて慌てて捕獲…。
上開きだと閉め忘れても逃げることは少ないですが、横なので簡単に開けてでていきます。 これは注意が必要です。
以上でケージについては終わりです。